香川県 高松市

香川県 高松市
2020年10月16日(金)、香川県 高松市の大漁旗が、完成しました。


デザイン担当者

香川大学×高校生 大漁旗制作チーム

・香川大学 創造工学部 造形メディアデザインコース:
蘆原渚咲、高瀬凛、入屋早紀、川﨑葉月、西尾優希、茂中遥
・香川県立高松東高校:西尾幸汰朗
・香川県立高松工芸高校:伊澤紗弥


デザインに込めた想い

■テーマ
未来を創造する。過去から未来への信念のバトンを繋ぎ、世界が驚く「創造都市・高松」へと突き進む。

■未来への可能性
高松の名産・オリーブハマチは出世魚であり、大いなる創造への可能性を秘めたものの象徴である。そのオリーブハマチが示す扇に向かってまっすぐに矢を射る姿は、これからの高松が文化・産業のさらなる発展、未知なるものの創造へと突き進んでいく。

■高松は世界へ
松の花言葉は「不老長寿」や「向上心」。その長い生涯の中で大きく力強く成長していく様子からつけられた。大漁旗には、高松の象徴である黒松が段々と海に変化していく様子を描いている。これには、高松が黒松のように大きく成長し、その発展がやがて世界へと広がって欲しいという願いを込めた。

■希望の光
高松の名所である赤灯台、別名「せとしるべ」は、暗闇の中でも港の位置が分かるようにするための建物。新型コロナウイルス感染拡大によって、先の見えない不安な日々が続いている。そんな今だからこそ、高松が人々にとっての希望の光になるという思いを込めた。

■高松を創ってきた人々
矢を射ているのは、屋島の戦いで弓矢の巧みな腕前を見せつけたとして知られる那須与ー。高い技術力や力強さ、強い信念を兼ね備えている。彼の姿を描くことで、これまでの高松の発展を支えてきた先人たちの偉大さを表した。

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