会長挨拶

科学自然都市協創連合 会長の井澤 邦夫です。私が市長を務めます、東京都 国分寺市では、1955年、糸川 英夫 博士らによる、ペンシルロケット水平発射実験が行われました。国分寺市では、この発射実験を、国分寺市そして日本が誇る、ロケット研究開発の始まりととらえ、60年の節目にあたる2015年から、「国分寺×宇宙推進事業」を展開しています。

事業を進める中で、宇宙・科学を愛する多くの方との出会いがあり、このたび、日本のロケット開発黎明期に関係のあった7機関が協力してコンソーシアムの設立に至ったことを、大変誇りに思います。

日本の宇宙開発の歴史は、独創的な発想、絶え間ない挑戦で拓かれてきました。これは、日本が誇る「モノづくり」にも通じるものです。この歴史を未来の世代に伝えていくことで、チャレンジ精神や発想力、探究心を育む一助になればと願っています。このコンソーシアムによって、多種多様な分野の知恵とノウハウの共有が可能となり、なお一層充実した取組ができていくと確信しております。(2019年7月23日)

科学自然都市協創連合初代会長
井澤 邦夫
井澤 邦夫
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