和歌山県 和歌山市 加太

和歌山県 和歌山市 加太
2019年3月26日(火)、和歌山県 和歌山市 加太の大漁旗が、完成しました。


デザイン担当者

青木 佳子(東京大学生産技術研究所 川添研究室)


デザインに込めた想い

和歌山市加太は和歌山県の北西部に位置する瀬戸内海に面した古くからの漁師町です。海中環境保全のために、昔から小規模漁法をルール化しており、中でも伝統漁法の鯛の一本釣りが有名です。加太は近年、まちづくりにも力を入れており、地元観光協会や漁業協同組合などが協力してこれに取り組んでいます。その一環として、加太の山の平地をロケット打ち上げ燃焼実験を行う大学生に提供し、大学生と地元が協力しながら行う打ち上げ実験イベントを継続して開催してきました。

大漁旗は、潮の流れがぶつかる紀淡海峡の波、加太名物の一本釣りの鯛、そして宇宙を目指すロケットが一筆でつながっています。自然と、漁師町の誇りと、科学への挑戦が協創することで切り開かれる未来への兆しをデザインに込めました。

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