デザイン担当者
中村 天音、北島 理子(北海道札幌国際情報高等学校 美術部 部長・副部長)
デザインに込めた想い
今回デザインした大漁旗は、札幌市の象徴であるライラックという花の色をベースに制作しました。札幌市の豊平川を遡上してくる鮭や、北海道大学の前身である札幌農学校の中央講堂として1878年に建設され、今も多くの観光客が訪れる時計台、そしてそれを提言したクラーク博士を配置しました。
背景にある太陽と雪の結晶は、北海道の冬の澄んだ空気の中で雪が太陽に照らされてキラキラと光っている様子を表現しています。
札幌市は環境分野をはじめとしたSDGs達成に向けた取り組みにより2018年6月に、全国29の「SDGs未来都市」のひとつに選ばれました。日本だけでなく世界からも注目される北海道 札幌市が今後さらにSDGsの多くの分野で積極的に目標を達成できることを願って今回の大漁旗をデザインさせていただきました。