イベントレポート詳細

【ワークショップ】『台風を操る!? 未来の技術「気象制御」は何をもたらす?』を、鹿児島県肝付町で開催しました。

7月5日(水)に鹿児島県 肝属郡 肝付町で、ワークショップ『台風を操る!?―未来の技術「気象制御」は何をもたらす?』が開催され、たくさんの皆さんにご参加いただきました。

趣旨説明する松山 桃世 東京大学生産技術研究所 准教授

講演する肝付町 吉永 弘志 防災管理監

オンラインで講演する東京大学大学院工学系研究科 澤田 洋平 准教授(ムーンショット目標8研究開発プロジェクトマネージャー)

ワークショップは3部構成(1部「まちを知る」、2部「技術を知る」、3部「想像する」)で進められました。肝付町 吉永 弘志 防災管理監、東京大学大学院工学系研究科 澤田 洋平 准教授(ムーンショット目標8研究開発プロジェクトマネージャー)の2名による講演の後、松山桃世 東京大学生産技術研究所 准教授により1時間半におよぶ対話の時間が設けらました。

開催地域での被災状況の説明、そして台風予測研究の最前線の情報に触れた参加者は、複数のグループに分かれ、ファシリテーターによる進行のもと、台風制御をテーマに発言を重ねました。
対話の時間は、まちづくりや防災への意識など多様な考えを共有し、深める場となりました。
肝付町 宇宙のまちづくり推進課 吉崎 浩司 課長による閉会挨拶で、ワークショップは終了しました。

対話の様子

対話の様子

このワークショップは、ムーンショット目標8研究開発プロジェクト「社会的意思決定を支援する気象―社会結合系の制御理論」が主催し、科学自然都市協創連合の加盟団体である、鹿児島県肝付町の協力のもと、台風の上陸頻度が高く、台風や豪雨による災害への意識が高いと想定される地域のひとつである同地域での開催が実現しました。
今後、科学自然都市協創連合の加盟団体と協働しながら、同様の地域に加え、将来的に被害の増加が懸念される地域での開催も予定しています。

【参画団体】
〇主催:ムーンショット目標8研究開発プロジェクト「社会的意思決定を支援する気象―社会結合系の制御理論」
〇共催:東京大学生産技術研究所/科学自然都市協創連合
〇協力:鹿児島肝属郡肝付町東京大学生産技術研究所オープンエンジニアリングセンター

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