イベントレポート詳細

【ワークショップ】『台風を操る!? 未来の技術「気象制御」は何をもたらす?』を、高知市、和歌山市で開催しました。

12月8日(木)に高知県 高知市で、11日(日)に和歌山県 和歌山市で、ワークショップ『台風を操る!?―未来の技術「気象制御」は何をもたらす?』が開催され、中高生からシニア世代まで、幅広い年代の皆さんが参加しました。
このワークショップは、台風や豪雨そのものを技術的にコントロールする、「気象制御」技術の研究開発を進める、ムーンショットプロジェクト目標8研究開発プロジェクト「社会的意思決定を支援する気象―社会結合系の制御理論」の研究の一環として、開催されました。

趣旨説明する東京大学生産技術研究所 松山桃世 准教授(高知)

講演する高知工科大学 システム工学群 佐藤 愼司 教授(高知)

講演する東京大学大学院工学系研究科 澤田 洋平 准教授(ムーンショット目標8研究開発プロジェクトマネージャー)(高知)

講演する東京大学大学院工学系研究科 南出 将志 助教(和歌山)

ワークショップは3部構成(1部「まちを知る」、2部「技術を知る」、3部「想像する」)で進められました。

高知市では、高知工科大学 システム工学群 佐藤 愼司 教授および東京大学大学院工学系研究科 澤田 洋平 准教授(ムーンショット目標8研究開発プロジェクトマネージャー)にご講演いただき、和歌山市では、和歌山市役所 総合防災課および東京大学大学院工学系研究科 南出 将志 助教からご講演頂いただきました。

その後、東京大学生産技術研究所 松山 桃世 准教授により1時間半におよぶ対話の時間が設けられ、参加者は複数のグループに分かれ、ファシリテーターによる進行のもと、気象制御をテーマに発言を重ねました。いずれの会場も、未来の技術について知る機会となったのと同時に、まちづくりや防災への意識など多様な考えを共有し、深める場となりました。

高知会場の講演の様子

和歌山会場の対話の様子

このワークショップは、ムーンショット目標8研究開発プロジェクト「社会的意思決定を支援する気象―社会結合系の制御理論」が主催し、科学自然都市協創連合の加盟団体である高知工科大学、和歌山市等の協力のもと、台風の上陸頻度が高く、台風や豪雨による災害への意識が高いと想定される、高知市、和歌山市での開催が実現しました。
今後、科学自然都市協創連合の加盟団体と協働しながら、同様の地域に加え、将来的に被害の増加が懸念される地域での開催も予定しています。

【高知開催 参画団体一覧】
〇主催:ムーンショット目標8研究開発プロジェクト「社会的意思決定を支援する気象―社会結合系の制御理論」
〇共催:東京大学生産技術研究所/科学自然都市協創連合/高知工科大学/高知みらい科学館
〇協力:東京大学生産技術研究所オープンエンジニアリングセンター

【和歌山開催 参画団体一覧】
〇主催:ムーンショット目標8研究開発プロジェクト「社会的意思決定を支援する気象―社会結合系の制御理論」
〇共催:東京大学生産技術研究所/科学自然都市協創連合
〇協力:和歌山市/東京大学生産技術研究所オープンエンジニアリングセンター

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