
2020年10月14日(水)、静岡県 裾野市の大漁旗が、完成しました。

デザイン担当者
裾野市・裾野高校

デザインに込めた想い
(裾野市)
当市は、富士山をはじめとする豊かな自然と産業が調和した「田園未来都市」として、令和3年1月1日に市制施行50周年を迎えます。
令和2年3月に策定したスソノ・デジタル・クリエイティブ・シティ構想(SDCC構想)において、富士山麓の豊かな自然環境のもと、クリエイティブ・マインドを持った市民・企業等がデジタル技術やデータの利活用により、あらゆる分野の地域課題を解決する次世代型近未来都市を目指し、現在取組みを進めています。
今後、SDCC構想の下、市民にとって「うれしい」取組みを展開することで、市民生活が豊かになり、市民が生きる喜びを実感できるまちの実現を目指していく、本デザインには、その想いが込められています。
(裾野高校)※デザイン担当
裾野の未来像を考える上で、一番気にかけたのは、人工と自然のバランスです。
まず、未来の技術を表現するため、空飛ぶ車や高層ビルなどを描きました。それに溶け込むように、裾野市のすそのんと裾野高校のファイゴンを登場させました。
しかし、わたしたちのデザインは人工だけではなく、自然との共生も描いています。裾野市の花・木・鳥であるアシタカツツジやスギ、ウグイス、景勝地である五竜の滝を入れ、自然の豊かさと地元らしさを強調しました。
これらの工夫により、人工と自然を一目で判然とさせ、かつ地元のよさも表現した大漁旗に仕上げました。