秋田県 能代市

秋田県 能代市
2021年1月21日(木)、秋田県 能代市の大漁旗が、完成しました。


デザイン担当者

春日 明大、藤本 佳乃、池田 翔良(秋田県立能代高等学校)


デザインに込めた想い

この大漁旗のデザインには、能代が誇る自然や伝統文化、特色ある産業やまちづくりのシンボルを盛り込みました。

中央に描いた「のしろ」の文字は、「の」の部分を能代の夏の風物詩である高さ日本一の城郭型灯籠「能代七夕『天空の不夜城』」に冠したシャチで表現しました。 背景は、能代市から見える日本海の夕景をバックに、中央に木都能代を物流で支えた一級河川の米代川、左右に日本最大規模を誇る「風の松原」や世界自然遺産白神山地に連なる山々といった能代の自然を描きました。

右手に描いた風力発電の風車と四隅の回路を模したデザインは、能代で盛んに進められている「エネルギー産業」をイメージしています。

また、能代市には、ロケットの研究や開発が進められているJAXAの能代ロケット実験場があり、米代川から上空に広がる天の川と宇宙に浮かぶロケットを描いて「宇宙のまち能代」を表現しています。ロケットは、市特産の「白神ねぎ」を掛け合わせた「ねぎロケット」として描きました。

能代市には、他にもたくさんの魅力があります。食やイベントをはじめ、有形のものから無形のものまで様々です。私たちは、「“わ”のまち能代」の将来像のもと、地域の魅力を大事に守り育みながら未来につないでいくという想いを大漁旗に込めました。

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